問題集について(大学受験)
大学受験の技術で最も重要なものの一つに、過去問の使い方があります。過去問の使
い方で合否が分かれるといっても過言ではありません。問題の質が毎年変わる試
験の場合には当てはまりませんが、過去問が手にはいる試験の場合、ここで述べ
る方法は非常に有効です。過去問を使う時期その試験を受けようと思った時に使
います。間違っても総仕上げの実力試しで初めて解くような真似をしてはいけま
せん。見当違いの勉強をしていて問題が解けなかった時に、方向を修正する時間
がありません。
まず、問題を解かずにざっと読む数年分の問題を眺め、どのような問題形式なの
か、どのようなことが聞かれているのかをなんとなくつかみます。全く知識がな
い時は、この時答えを見ながら読んでもかまいません。ある程度問題を解く力が
ある場合は、問題を解いて答えあわせをし、不得意な分野をはっきりさせます。
今の自分があとどれくらい勉強すれば合格できそうかをなんとなく把握します。
最近の過去問集は、たいてい出題率をまとめてくれています。もちろん出題率の
高い分野から勉強を始めます。試験まで時間が足りない時は、数パーセントしか
出ないところはやらなくてもかまいません。全くその分野についての知識がない
場合や、基本的な内容を押さえたい時に便利なのが、
穴埋め形式の問題集です。いきなりテキストを読むよりも効率がよく、重要なポ
イントが頭に刷り込まれるため、後でテキストを読む時にかなり速く読めるよう
になります。
問題集を選ぶ時は、問題文が1行〜2行で、問題のすぐ隣に答えが書いてあるもの
がよいでしょう。中でも理想的なものは、必要な知識の70〜80%が書いてあ
るものです。内容が濃すぎても、あまり重要でないことまで問題になっていて、
時間がかかるだけで覚えきれないということが起こります。特に一問一答形式の
ものはその傾向が強いので、勉強を始める時にはお勧めできません。勉強がほぼ
完成に近づいて、細かいところまで完璧にしたくなった時に使いましょう。